WD Black SN850 SSD レビュー: PS5 と PC のストレージを簡単にアップグレード

Mar 01, 2024

M.2 フォーム ファクターが主流になって以来、高速ストレージを備えた PC のアップグレードがかつてないほど簡単になりました。 これは、内部ストレージを増強するための M.2 拡張スロットを備えた PlayStation 5 にも当てはまります。 これを実現する方法の 1 つは、PC に加えて PS5 コンソールでの使用が正式に認可された NVMe ソリッド ステート ドライブ (SSD) である WD Black SN850 を使用することです。

PS5 が主力ゲーム ハードウェアである場合、最新のゲームはかなりのスペースを占有するため、ストレージのアップグレードはほぼ必須です。 そうしないと、最新のタイトル（一部のタイトルは 100GB を超える）を保存するためだけにソフトウェアをアンインストールしたりインストールしたりし続けることになります。 PS5 には 1TB の内部ストレージしか搭載されていませんが、ファイナルファンタジー XVI やホライズン フォービドゥン ウエストのようなかなりのサイズのインストールを行っても、すぐにいっぱいになってしまいます。

1TB および 2TB 構成で利用可能な WD Black SN850 は、最大 7000MB/s のシーケンシャル読み取り速度と最大 5300MB/s の書き込み速度を示します。 さらに、ヒートシンクも取り付けられているため、文字通り PS5 にプラグアンドプレイが可能です。 SN850 は宣伝どおりの性能を発揮しますが、必ずしも入手可能な選択肢の中で最も安価なわけではありません。

PS5 ストレージをアップグレードしたい場合は、まず互換性要件を確認する必要があります。 PlayStation の Web サイトには、インストール手順に加えて確認する必要があるものの概要を説明した便利な公式の説明があります。 本体の内部ストレージを増強すると、追加の内部ドライブにゲームを直接インストールしてプレイできるため、外部 USB バックアップを使用するよりも多くの機能が得られます。

つまり、PS5 で使用する SSD は M.2 ドライブである必要があります。 これは、長さわずか 10cm のスリムな長方形の金具の形をしています。 また、上から見るとピン コネクタ間に特異な小さなギャップがあるソケット 3 タイプ (またはキー M) である必要があります。 また、推奨される 5500MB/s を超える読み取り速度をサポートするテクノロジーである PCI-Express Gen 4 インターフェイスについても言及されています。

PS5 ストレージをアップグレードするためのもう 1 つの要件は、SSD にヒートシンクが付いていることです。 これにより、使用中に発生する熱が確実に放散され、効率と寿命が長くなります。 前述したように、WD Black SN850 にはヒートシンクがあらかじめ取り付けられています。 さまざまなメーカーの他のモデルにはヒートシンクが含まれている場合と含まれていない場合がありますが、ヒートシンクがないからといってすぐに互換性がなくなるわけではありません。 ヒートシンクは、PC パーツ販売店や Amazon から個別にかなり安く購入できます。

私の PC の古いハードウェアによって WD Black SN850 をベンチマークする能力が制限されていたため、この概要は比較的簡潔になります。 私のデスクトップのマザーボードは PCIe Gen 3 のみをサポートしているため、CrystalDiskMark は約 3500MB/s の読み取りおよび書き込み速度しか返しませんでした。 明確にしておきますが、これは SSD の故障ではありません。 SN850 が提供する最大速度を活用するには、少なくとも PCIe Gen 4 をサポートするマザーボードにアップグレードする必要があります。

さらに重要なのは、PS5 SSD として使用した場合、WD Black SN850 はその高速な約束を果たします。 M.2 ドライブを取り付けてコンソールを起動すると、追加ストレージの使用を開始するためのフォーマット プロセスが案内されます。 この最後に、PS5 は検出した読み取り速度を表示します。この場合、それは 6552MB/s でした。 これはかなり高速で、WD が宣伝しているピーク速度からそれほど遠くありません。

PS5 の元の SSD と新しく取り付けられた SN850 の間でゲームをどれだけ速く移動できるかをテストするために、相互に転送したゲームの一部を以下に示します。

Horizo​​n Forbidden West を元の SSD から SN850 に移動するのに 90 秒もかかりませんでした。これは、100 GB 近くのゲームとしては驚くべきことです。 予想通り、元に戻すには時間がかかりましたが、ゲームを最初から再ダウンロードまたは再インストールするよりも大幅に優れています。

PNY XLR8 CS3140 SSD ほど高速ではないかもしれませんが、WD Black SN850 にはヒートシンクが付属しており、現地での入手可能範囲が広いため、セールで入手できる可能性が高くなります。 費用対効果をさらに分析すると、SN850 は希望小売価格 269 ドルで 1 GB あたり 26 セントになります。 ただし、ショップを探せばもっと安いものを見つけることができます。 SN850 の発売以来、若干高速でコスト効率の高い最新モデル SN850X がリリースされました。 この記事の執筆時点では、2TB SN850X は Amazon で 250 ドル未満で販売されています。 これは 1 GB あたり約 12 セントです。